技術記事以外

技術記事以外の振り返りやその日学んだことのちょっとしたメモなどを置く予定です

2019年の振り返り

なんとなく2019年の振り返りをしてみようと思い、 程よい場所がなかったので技術記事以外の記事をおく場所としてはてなブログ作ってみました。
ここまで書いた時点で思いっきり2019年と書くべきところを2018年と書いていたことに気がついて焦ったのはここだけの話。

1月

記憶がない。

2月

Qiitaでちゃんと自分で記事を書き始めた(=翻訳ではないという意味)のがこの頃。
RxJSのお作法
社内で内容が同じような発表をする必要があって、ただそもそも私自身もRxJS(というかプログラミング自体も)触り始めて1年たってなかったので不安があり、内容が大幅に間違ってないかの確認も兼ねてブログにまとめて公開してみた。思ったより多くの人に見て頂けたようで少しびっくりした覚えがある。

ハイパー余談だけど、トレンドに入った時に偶然にも自分のチームに以前在籍していた魔術師エンジニア(在籍期間被ってないので話を聞いただけの印象)の記事と並んでトップに出てきたのでちょっと面白いなと思ってスクショをとった。

3月

不意に思いたち、社内で使っているGitLabについてちょっと調べたり勉強会に行ってみたら想像しているよりずっと多くの機能があるということを知って驚いた。どこで聞いたのか忘れたけど、Deploy Previewという機能(概念?)を知り、絶対仕事で使いたいと思って実現するための方法をGitLabを使うものも含めて自宅でいくつか試したりしていいた。

社内では、担当している業務を一部他のチームに移譲することになり、海外の開発者とのやりとりが増えた。それまであまりメンテナンス側に向けたドキュメンテーション等が進んでいなかったのでSlackで逐一やりとりする形で進めた。それ自体に問題はなかったけど、これをきっかけにドキュメンテーションや情報の可視化を強く意識するようになった。

4月

3月にDeploy Previewの実行に向けて試行錯誤した結果をまとめて記事にしたら、次のGitLab meetupで話しませんか〜という声をかけていただいて、初めてmeetupで発表をしたのが4月。最初の一回って結構ハードルが高いので、たまたま機会を頂けて幸運だったなと思う。発表前にはスライドのレビューもしていただけてとても良い勉強になった。自分が将来コミュニティの運営に関わることがあれば(あるかわからないけど)同じようなことを積極的にやっていきたいなと感じた。

またも余談だけど、その会場だったプレイドさんの芝生のインパクトが強くていまだに記憶に残っている。(そのあと別のイベントでも1回行った。)

5月

なんでそこなんだ、という感じだけどGWに先輩がwebpackの動画みてたのが真っ先に思い出される。ありがたいことに普段はしがらみの少なめな仕事をさせていただいているのだが、この時はちょっと闇強めな部分に一瞬だけ足を突っ込んでヘルプをしてて、いやこれは私には務まらないな…と改めて感じるなどした。

6月

その先輩に誘われて、社内での健康促進キャンペーンに使う有志のアプリ開発に参加した。ここで初めてReactとReduxを使って開発をして、JSX見てぞわっとなったりした(でもすぐ慣れる)。モバイルの開発をするのも初めてだったので、実機確認の大切さを感じたり、モバイルならではのモーションを考えたりと新しいことだらけでとても楽しかった。

私はもともとデザイン周りを自分でも考えることが好きなのだけど、この時UI/UXの方もボランティアで参加されていて、私が出した改善案をさらに良くして提案してくださることが度々あって、デザインの勉強もしたい!という気持ちが前より強くなった(でもまだあんまりできてない)。あとは、実際にユーザー(社員)がすぐに使うものだったので、アクティブユーザーがいるアプリを作るという意味でも貴重な経験になった。

月末にうちどうですか、よかったら話聞きにきませんか?とコンタクトをもらったことでちょっとだけ転職を意識するようになった。

7月

社内のプロジェクトを全てAngular8にあげた。毎度ながらng updateの優秀さに圧倒される。 8で導入されたdifferential loadingを調べたのをきっかけにして、パフォーマンスに目を向けるようになって手始めにライトハウススコアを計測してみたのがこの頃。以前先輩がパフォーマンスに取り組んでた頃は数字を追って地道にできるのすごいなあと思っていたけど、結局自然に興味をもって楽しく取り組むようになったのでフロントやってるとみんな通る道なのかも、とか考えていた記憶がある。

8月

ここら辺ではまだ「絶対に転職するぞ!」という気分ではなかったもののちょっと外のことも知っておきたいという気持ちで、あと転職ドラフトの仕組み自体に興味があったのもあって参加してみた。1回目は希望年収を書かずに出してみて、2回目は書いて参加。感想としては、希望年収を書いた方が雑なオファーが減る印象だった。(必ずしも希望年収でのオファーが来るわけではないが、指名コメントできちんとレジュメを読んでくれている感のあるオファーの率が高くなる。)人のレジュメをチラ見してみたりするのも単純に面白かったし、ラフな面談というのを選択肢から選べるというシステムもとても良いなと思った。

6月にコンタクトもらったところに関しては、まだ絶対にどこかに転職したいわけではないがここならば転職したいと思えたので選考に進むことに決めて、家ではほとんどずっと勉強していた。(家での勉強はもともと半分趣味としてしているけど、勉強内容を転職を意識したものにしている、というところを指して言っている)

パフォーマンス改善の策を色々調べて試して、それなりに成果が出始めた。

9月

ここで人生で初めての実務に対する評価結果を受け取った。正直かなりもやもやした。上司にもなんかちょっとおかしいね、と言われたし耳に入ってくる情報もえ?と思うものがあって、周りでももやっとした人が多いようだった。このあたりで透明性の無さが流石につらいなあと強く感じたのと、自分の仕事が落ち着きはじめたのもあって本格的に転職活動をしようと決めた。

本格的に始めてみると、やはり新卒の就活とは違って受かったら絶対行くぞという気持ちで絞って応募しなければいけないので(新卒でも絞って受けるのが本来理想的だとは思うけど)、まず応募するところを決めるにも結構時間とエネルギーを持っていかれることに気づいた。もちろんそのプロセスは楽しくないわけではないのだけど、どうしても勉強する時間が削られてしまってストレスになるので長引かせるのは良くないと思って、このターンで決めるぞと強く意識することになった。(自分の傾向として、転職ドラフトのように選択肢で簡単に返事できるようになっていてもメッセージに時間をかけてしまうところがあるので、それもいけなかったと思う。)

勉強は相変わらず続いていて、主に大学でやっていないので足りないと感じるCSの基礎を埋めたりしていた。これまでの例えばフロントエンドの勉強はネット主体でやることが多かったが、アルゴリズムや低レイヤの話はそこまでスピーディーに変わりゆくものではない性質上、名著と評される本も多かったので本ベースで進めた。

10月

とにかく勉強していた。仕事だといつもの業務に加えてAWSAPI Gatewayとかを少し触ったりしていた。

11月

とにかく勉強していた。ブラウザの仕組みとかも一通りやって、点と線が繋がる体験が得られてとても楽しかった。(記事の後半ずっと楽しかったしか言えていない、語彙が欲しい)

3社に絞ったうちの1社から初めてオファーをもらった。話を聞きにいけばいくほど良い会社だという印象のところだったのでとても嬉しかった。もう1社も魅力的には感じていたが、2次面接を受けた帰路で経験的にまだ自分が行くところじゃないなと感じたので自分の中ではほぼ2社に絞られていた。(実際、面接した側も同じように感じたのかわからないけど結果としても通らなかった)

12月

前半は引き続き勉強していた。後半ひたすら結果待ちになったので、ここ数ヶ月で溜まった「勉強したいけど転職の諸々終わってからやるやつ」に手をつけ始めた。

アドベントカレンダーも始まって読み物パラダイス。今年は自分でもアドベントカレンダーに参加して、夏から秋にかけてやっていたパフォーマンス改善記録をまとめた。本番環境でやらかしちゃった人アドベントカレンダーを考えた人は天才だと思う。

最終的に、ありがたく残りの一社からもオファーをいただいたのでとてもとても悩んで結果を決めて、なんとか年内に決着をつけることができた。なので今はキャッチアップも含めた勉強にシフトしている。
余談だけど、最後の結果の連絡がきたのが24日だったのでクリスマスプレゼントみたいだった。

最後に

毎年思っているけど今年も人に恵まれた年でした。ありがとうございました。
私も周りに少しでも何か返せるように引き続き頑張ります。来年も良い年にしていきましょう。